Pat's Custom ModelsのAgwagonの製作

戸棚を整理していたら2008年に購入したPat's Custom ModelsのAgwagonのショートキットが出てきた。買って見たものの翼幅が1.4mもあり完成したら置き場所に困るな〜と云うことで放置してあったもの。このところグライダーばかりでプロペラ機を飛ばしたことがないので作って見ようという気になった。
 キットは、下の写真のとおりでリブや胴枠の主要部品と大きな図面が3枚のみ。元になった機体は、セスナ188の農業用飛行機でわが国では活躍していないようだ。Patの製作スレッドはこちら
 製作上の問題は、バルサの角材を多用する機体なのでインチ材を何とかしなければならない。在庫?のバルサからそれらしい厚みを持つバルサを選び出し切り出した。この作業にほぼ1日掛かった。
 機体の仕様は,下のとおり。(22/03/09)

キットの仕様
名称 セスナ188 Agwagon
種別 スポーツスケール S=1/9
全幅 1,400 mm (55")
主翼面積 23.4dm2 (633 sq. in.) 
重量 600g (21 oz)
その他 モータ:E-Flite Park 450
電池:2s2170 LiPo
サーボ:サブマイクロ×4

 

Pat's Custom ModelsのAgwagonのショートキット一式

製作を始めてから約3ヶ月、やっと飛ばせる状態になった。まだ手を加えたい部分もあるがこの梅雨の時期、何時飛ばすことができるか判らない。全備重量475g、翼面荷重20.3g/dm2となった。仕様の600gよりも125g軽く仕上がった。これはモーターやサーボを小さめのものを選んだことと電池に2S1350mAhを使用したせいだろう。なお、プロペラはAPC11X4.7。
 右エルロンが歪んでいるがトリムで何とかなるだろうと、初飛行を強行した。スロットルを入れると傾くこと無くハーフスロットル以下で上昇してくれる。トリムも何故か弄る必要がない。フラップなしの着陸も全く問題ない。フラップを30度位下ろすとやや頭上げになるが失速する気配は見えない。これなら狭い場所でも飛ばせるかも・・・(22/06/18)

 

22/06/15:計器盤

 バルサが丸見えなので似たような計器盤をネットで見付けフォトショップで加工して貼り付けた。

22/06/15:主翼支柱覆い

 設計図には支柱覆いの型が描かれているが合わない。0.1mmの塩ビ板でカットアンドトライで製作。ボンドSUで接着。

22/06/12:電池出し入れ口の蓋

 0.3mmのスチレンシートに1.5mmバルサを貼り付ける。

22/06/12:塗装

 塗装はタミヤのX-8レモンイエローを使う。下地のグレイが消えてくれない。これで3回目。
 どうも艶がないなと思ったらXF-3フラットイエローを塗っていたことに気づく。近くに置いていたのが間違いの元。最近、この手の失敗が多い。

22/06/11:キャノピー塗装前

 0.3mmを0.2のものを参考にカットした。マスキングは3Mのマスキングテープとタミヤ曲線用マスキングテープを使用した。後者は曲面に良く合ってくれるし、密着性も良い。

22/06/04:キャノピー試作

 0.2mmのものをカットし機体に載せてみる。これを元にして0.3mmのを仕上げようと思う。

22/06/04:キャノピーのバキューム

 塩ビ0.2と0.3mmで成型した。0.2mmのものは薄すぎて頼りないので0.3mmを使うことにする。

22/06/02:カウルなどの取付

 ブルーフォームで作った部品は黄色で塗装してから取付ようかと思ったが、先に取り付けることにした。主翼の翼端も接着した。接着剤はボンドSU。カウルはネジ止め。

22/06/02:尾翼の取付

 胴体に主翼を取り付け、歪まないように接着する。接着剤はボンドSUを使用した。

22/06/01:胴体の被覆

 カバーライト最後の黄色を節約しながら貼って行く。10年以上前に買ったものなので食いつきが悪い。

22/05/28:電池室?設置

 この機体で一番頑丈な脚支持胴枠の上に1.2mmのベニアを渡す。蓋からはちょっと深いので別途何か工夫する必要があるかも。

22/05/28:主翼被覆完了

 支柱のフェアリングなど残っているが、主翼の被覆はほぼ完了。エルロンを取り付けてみたが盛大に歪んでいた。ブローワーで矯正する。

22/05/25:主翼動翼被覆

 被覆材はマイクロライトの黄色を使う。

22/05/22:ラダーホーン

 仕様は爪楊枝を使うことになっているが0.8mmのベニアで新規に作った。動作はPEラインを使うつもり。

22/05/22:エレベータ結合の変更

 エレベータは3.2mmの角材で一体化されている。これをカットしφ1.2のピアノ線で置き換えた。

22/05/21:被覆開始

 尾翼だけは余った赤を使用する。
 水平尾翼の安定板とエレベータの隙間は1mm程度は確保してあったのだが、被覆したことで狭くなり接触する状態となった。何とかしなければならない。仲々先に進めない・・・

22/05/12:機材積み込み

 アンプは諸元不明だが10〜12Aだと思う。受信器はTINAX6ch。尾翼サーボはES9501を使った。これでほぼ生地完となった。
 あとは面倒なフィルム貼りが残っている。マイクロライトの赤を使う積もりだったが殆ど残っていない。やむなく手持ちの黄色を使うことにした。

22/05/08:カウルの留め金

 0.2mmアルミ板をL型に加工しブルーフォームに突き刺してボンドSUで接着した。これをネジ止めする。

22/05/07:主翼支柱

 胴体前部から主翼外翼の付根まで長い支柱が伸びている。模型では全くの飾りで実質的な役割はない。
 3mmバルサから削り出す。

22/05/05:ブルーフォーム下塗り
 整形後薄手のグラスを貼る。サンディングした後、Mr.サーフェイサー500を吹き付ける。この上に水性塗料を塗る積もり。

22/05/04:主翼サーボの設置
 仕様ではエルロン、フラップとも各一個のサーボを使いフレキシブルロッドで動かすことになっている。残念ながら動きが渋いため諦めた。エルロンはES9501、フラップはRBS570を使うことにした。1.5mmのバルサでサーボボックスを作り納めた。

22/04/27:尾輪の工作

尾輪は径20mmの中古。軸はφ1のピアノ線。仕様ではラダーと連動するようになっているが、0.2mmの真鍮板を半田付けしてネジ止めとした。

22/04/26:機首カウル整形  カウルは取り外せるようにしたい。やはりネジ止めが確実かも。

22/04/24:機首カウル整形開始

両面テープでブルーフォームを貼り付けて削る。バルサの形に合わせてひたすらサンディングする。

22/04/23:ブルーフォーム作業

このキットは翼端を始めブルーフォームを多用している。上から機首カウル、テールコーンと尾部整形部品。
 これから形にするのに時間が掛かる。完成は連休の先になりそう・・・

22/04/21:キャノピーの型

薄手のグラスをzpoxy finishing resinで貼り、サンディングする。削りムラがあるがここら辺で妥協する。

22/04/16:キャノピーの型

仕様ではバルサ角材と0.2mmの透明シートで作ることになっているが、転倒した時には壊れるに決まっているのでバキュフォームで一体成形することにした。材料は30mmのブルーフォームと0.4mmベニア。頂上部分は後で追加の予定。ここまでにするのはサンディングが大変だった。

22/04/10:使用モーターの変更

HP-ZS2213を使う積もりだったが、もう少し小さいモーターでも良いのではとAXI2208/34を取り付けてみた。厚さ6mm程度の台が必要となった。ファイアウォールが設計どおりに接着できておらず台を削るなどの調整が必要。

22/04/09:翼端の製作

本機の翼端には変わった形状の翼端(wing tip)がついている。キットには後端の細い円弧状のベニアがあるだけ。ブルーフォームにベニアを接着してひたすら削る。左側が上面、右側が下面。細かい調整は翼端に接着してからとする。

22/03/27:ストリンガーの接着

胴枠に刻まれた溝にバルサ棒を差し込んで接着していく。前部の下部を除いて完了。捻り剛性がかなり高くなったような気がする。

22/03/27:使用モーター

仕様ではE-Flite Park 450を使うことになっている。手持ちのHP-ZS2213を取り付けてみる。バックプレートの寸法は同じなので高さを調整すれば使えそう。

22/03/26:脚の製作

胴体は一様ではなく胴枠も中心部は省略されているので組み立てにくい。
 胴体を逆さまにして主翼留め板と脚部分から始める。胴体は下部が絞られているので軸を揃えるのが難しいが目分量で決める。

22/03/24:胴体側面と胴枠

胴体側面を何とか組み立てた。側面の主な材料は3.2mmと3.2x1.6mmの角材。接合部分の殆どが直角ではないので時間が掛かる。この中でベニアを使用してある部分は主翼を留める板材のみ。

22/03/19:脚の製作

2.4mmのピアノ線が指定されているが入手できないので2.3mmを使用する。片側4回折り曲げるのでその度に面が狂う。
 これを2.4mmのバルサを芯にして1.6mmのバルサで挟む。バルサ面同士はセメダインC、ピアノ線の接着は5分エポキシを使用した。

22/03/16:垂直尾翼組立

主として3.2X3.2のバルサ棒が材料。接着面の突き合わせに正確さを求められるので神経を使う。それにしてもこれで持つのかと感じさせる。フィルムを貼ればマシになるとは思うが・・・
 水平尾翼も同様に組み立てた。

22/03/12:フラップ組立

まち針で面倒がらずに留めてから接着剤を流す方が後で修正を掛けなくて良い。
  図面の下にはまち針が立つように6mm厚の硬質発泡プラスチック板を敷いてある。

22/03/10:主翼組立

中央翼が水平で外翼には上反角が付いている。また外翼は数度の捻り下げが設定されているので慎重に接着する必要がある。右翼側はリブと前縁材が一致しなかったためリブを剥がしてやり直しした。

22/03/09:主翼組立開始

付属の図面を使いやすいように切り取り下敷きにして組立開始。バルサが乾燥していて割れやすい。図面とにらめっこしながら仮組みをしてみる。