ハンドランチ 1200mm

NさんがELFの主翼を1200mmに改造したものを持ってきた。中央部分を100mmづつ延長してある。これが高く上がり浮きも良い。そこでまた浮気の虫が・・・。

NさんのBigELFと素のELF

主翼翼型はAG12-AG13-AG14とし、ラダー操作とする。主翼平面はスーパーギーのそれを、尾翼はブラスターの平面形を模した。(17/03/11)

 

翼幅:1200mm 全長:920mm 翼面積:14.6dm2

ようやく試験飛行。各部の重量、主翼 56.9g(右側に1.8gの錘)、胴体など 62.5g(ポッド内に追加錘11.7g含)、電池 4.3g(150mAh)、合計 123.7g、翼面荷重 8.47g/dm2。重心はMACの37.6%。投げてみた印象は、ELFと同等かそれ以上に浮きが良い、といった感じ。投げるときペグが悲鳴を上げるので先ずは補強をする必要がある。(17/05/07)

 

ペグの補強を済ませて飛ばして見る。浮きは良いのだが高度が取れない。非力なのである意味仕方がないがもう少し高く上がって貰いたい。エポキシを絞りすぎたのかスパーのUDテープやクロスが一部浮いてしまった。また、ペグ補強部の境界部が座屈した。修理するより新規に作り直した方が良いかもしれない。(17/05/21)

ハンドキャッチ直前

これで20m位だろうか・・・

補強部で折れた左翼端

浮いたUDテープ

どの位高度が取れているか気になるが、生憎JRの高度計は持ち合わせがない。ホビキンのFD-Aは買ったものの接続が上手くいかなくて放ってあったのだがNさんから接続方法を教わり使えるようになった。早速計って見た結果が下の図。測定データをエクセルでグラフ化してみた。縦軸が標高(m)、横軸が時間(分)。最低標高は約140m。最高値は約175m、その差35m。最初、これは、と思ったがどう考えてもそんなに高く上がる訳はない。第一、飛ばしている場所の地表標高はTP+約90mで50mもの狂いがある。いくら気圧式だと云っても差が大きすぎる・・・。(17/06/11)

 

17/05/27:翼端補強

 折れた部分をカーボンで補修。

17/05/05:サーボなどの積み込み

 受信器はDS4、サーボはDS3101。ポッドが小さくホーンがポッドに接する。ロッドは0.45のステン線、外皮はポリイミドφ0.92を使用した。錘を前部に積まないとバランスが取れない。ポッドとブームの接続部はバルサにφ7の孔を開け二つ割りにして接着、整形したもの。

17/05/03:出来上がったポッド

 ハッチの切れ目を入れたのが早すぎたのか再度ナイフを入れる必要があった。アセトンを流してブルーフォームを除去。この状態で重量10.2g。剛性は思っていたより高い。

17/05/01:バギング結果

 表面にはとげのようなエポキシが飛び出ている。これをサンディングで落とす。

17/05/01:ポッドをバギング

 ポッドとグラスを密着させるためバギングする。エポキシを塗ったまま袋に入れてバギング。予想どおり表面には多数の皺ができる。硬化がある程度進んだ時点(約6時間)でハッチ部分にカッターで切れ目を入れる。

17/05/01:ポッドにグラスを貼る

 ポッド型にセロテープを貼り付け、3M77を吹付たグラスクロスを貼り付ける。グラスは200g/m2。この上からエポキシ5020を塗る。

17/04/30:ポッド型

 ブルーフォームから削り出す。長さ、幅、高さはそれぞれ190×26×30mm。

17/04/22:水平尾翼取付

 水平尾翼と垂直尾翼が直角になるようセットし、瞬間で固定した。ブームとの隙間はエポキシで埋める予定。それにしても重心位置が心配・・・

17/04/22:水平尾翼

 水平尾翼台を取付ヒンジテープを貼る。構造は垂直尾翼と全く同じ。念のため翼台と翼を通してφ1カーボンロッドを突き刺してある。

17/04/22:垂直尾翼取付

 一番手前の補強材までカットし、ブームを差し込んで接着する。補強のためカーボンシートを左右から貼り付ける。ヒンジは15mm幅のポリイミドテープ。ホーンは0.5のFRP板から切り出したもの。

17/04/22:水平尾翼台

 8mm厚のバルサから切り出す。周囲にグラスを貼って補強するつもり。

17/04/22:サーボ台

 ブームは手持ちのφ7カーボンパイプ。先端を斜めにカットし、0.5FRP板を瞬間で接着する。

17/04/12:ペグ完成

 重量0.6g。厚みは0.9〜1.0mm。T字の付根に隙間はあるし何となく弱々しいのでもう1枚補強しようと思う。

17/04/09:ペグ製作

 治具として0.4mm厚のアルミ板を曲げ表面にポリエチレンを3M55で貼り付けたものを用意する。これに0.27mm厚のCFクロスを1mm厚になるよう挟み込む。接着剤は5052。カーボンクロスは、ポリ袋に入れ、適宜接着剤を落としてなじませておく。これをハサミで切って治具に挟み込む。これが仲々難しい。

17/04/08:主翼中央部補強状態

 余分な部分をカットし、取り付けねじの皿部分を削った。この状態で約54g。

17/04/08:主翼中央部補強

 5052を使ってCFで裏表から補強する。最初は中央部だけバキュームするつもりだったが空気漏れでNG。急遽翼全部が入る袋を作り何とか凌いだ。結局、A3タイプの袋を3枚つないだが、一応全体に負圧が掛かっているようだ。

17/04/08:翼台の製作

 3mm厚のFRPから削り出し、3枚重ねて瞬間で接着する。念のためφ1のCFロッドを4本埋め込んである。中央にM3のタップを切る。これをφ7のブームに接着固定する予定。

17/04/08:主翼留め駒の埋込

 2mm厚のMDFボードにM3ボルトを立てて駒を留める。それに合わせて主翼中央部に穴を開けエポキシで固定する。

17/04/02:主翼留め駒

 8×8mm。9mm厚の桧材から切り出す。厚さを調整して主翼に埋め込む予定。

17/04/02:主翼接合

 上反角は下面で11度とした。

17/04/01:主翼バギング完了

 左翼が26.4g、右翼が23.7gと2.7gの差がある。左翼はエポキシを広げるのにテレフォンカードなど使ったが、作業性悪く、右翼は塗装用ローラーを使用した。

17/03/25:左主翼のバギング結果

 慌てて作業したため部分的にエポキシの抜けがあるが何とか使える状態。UDテープのスパーはカールしやすいので取扱が面倒だが表面には飛び出ないので具合が良い。翼端部分はペグのための補強。

17/03/20:主翼のバギング

 スパーは0.2mmのCFシートで用意してあったが、急遽20mm幅のUDテープに変更した。テープの接着は、3M77を使用した。計算違いで5052の量が足らなくなり危うく全廃棄になるところだった。これも良くあること?

17/03/19:垂直尾翼にスキッド

 0.2mmのCFシートを使用した。残念ながら、上下逆さまに取り付けてしまった。翼型が非対称であることを完全に忘れていた。良くあること・・・

17/03/18:バギング結果

 水平尾翼は4.55gとなり2.46g増加した。垂直尾翼は同じく4.15gとなり1.95g増えた。剛性はそこそこあると思う。前縁部に皺が出来て餃子風になった部分がある。

17/03/17:尾翼バギング

 材料は薄手のグラス、花屋フィルム、0.1mmのPPシート。これらをコアの上に重ねて「リード ヘルシークッキングペーパー」で包み負圧を掛ける。使用した接着剤は3年前に購入した5052。

17/03/15:尾翼スパー

 尾翼にも補強材を入れた方が良さそうなので適宜切れ込みを入れ、余っていた4mm幅の0.2mmカーボンシートを差し込んで瞬間を流した。

17/03/11:主翼スパー

 スパーの材料は0.2mmのカーボンシート。幅は6mm。カットはハサミを使用した。

17/03/11:主翼の接合

 接着剤に何を使うか迷ったが、中濃CAを使用した。分割した部分で0.5mm位の段差ができてしまう。接合後サンディングで均す。

17/03/05:主翼の切り出し

 主翼は、計画した平面型に出来るだけ合わせるよう2分割した。写真は前縁部と後縁部をカットしたあと。

 後縁側は熱で少し縮んでいる。

17/03/01:尾翼切り出し完了

 フォームから切り出した翼型は中央部以外は翼弦が短くなってしまうので適当に翼型に整形する。仲々難しい。

17/03/01:垂直尾翼の形状に切り取る

 良く切れるナイフで切り取っていく。

 

17/03/01:垂直尾翼の切り出し

 翼型はHT23。