ハンドランチ 1200mmの改造

飛ばす度に主翼に貼ったクロスが剥がれてくる。原因はコアをカットした跡の表面に出来る産毛のようなヒゲの処理が甘かったせいだろう。何れ飛ばせなくなるのは見えているので新しい主翼を作りたい。どうせ作るならまだやったことのないエルロンタイプにしてみようと思う。外形はラダータイプと全く同じとし、翼型はAG45を使用する。(17/06/11)

剥がれたクロスを瞬間接着剤で修理した跡

エルロンを動かすためには当然のことながらエルロンサーボが必要なのだが、当初は深く考えずにポッドを新造しそこに納めるつもりだった。新しくポッドを作るのはかなり手間なので、主翼内に納まるかどうか検討してみた。何とか入りそうと云うことで早速予定変更。(17/07/13)

 

本日エルロン化初飛行。諸元は次のとおり。主翼 79.5g(サーボ込み)、全重量 130.3g、電池(150mAh)4.1g、錘11.7g、全備146.1g、翼面荷重10.0g/dm2。本日は風が強く調整が上手くできなかったがELFよりも旋回が楽な印象だった。(17/07/23)

 

17/09/28:主翼座屈修理

 ランチに慣れてきたせいかフラッタらしい音が時々発生する。右翼の付根付近に裏表の表面に線状の盛り上がった部分を見付けた。サーボベイとはつながってはいない。恐らくランチ時の応力による座屈だろう。取りあえずカーボンシートを瞬間で貼り付ける(写真中央)。

17/09/28:エレベータサーボ取替

 エレベータサーボDS3101の動きがおかしい。この際EMAX9051に交換。ついでにラダーサーボも復活させた。ただ、サーボホーンがポッドから飛び出てしまうので2.5mm厚のバルサをポッドに貼り付けて高さを稼ぐ。バルサ表面は薄手のグラスで覆った。電池込みで全備153.4gとなった。

17/09/09:ラダーの固定

 サーボの動きがおかしいのは、ラダーサーボに使用していたDS3101が怪しいと見て取り外し、ラダーを固定することにした。固定法は写真のとおりでロッドをポリイミドチューブの脚に接着しただけ。サーボの場所には4g程度の錘を貼り付けた。ラダーが無くても操縦には特に支障は無い。

17/09/09:エルロンを短くする

 エルロンのフラッターを抑えるため翼端から9cmでカットし動かぬよう裏表に薄手のグラスを貼り付ける。エルロンの隙間はグラスバルーンをで埋めた。本日飛ばして見たがフラッターらしい音は聞こえなかった。

17/07/22:サーボベイの蓋

 0.3mmの塩ビを使用。QRP透明ヒンジテープで押さえる。

17/07/22:エルロンサーボコードの処理

 コードはブームの中を通すのが良いのだが、径が細くポッドに孔を開けるのは強度的にも不利、と云うことでみっともないがポッド上面を這わせることとした。

17/07/17:エルロンサーボの取付

 サーボはEMAX9051を使用する。翼内にギリギリ納まる。サーボの固定は両面テープを二枚重ねで留めたがちょっと不安。ヒンジは15mm幅のポリイミドテープを使用。ブレーキを使いたいのでサーボホーンやロッドの調整中。仲々ややこしい・・・。

17/07/17:サーボ位置変更

 ラダー方式での配置のままではエルロンコードが届かないので受信器を後側に配置することにした。エレベータとラダーのサーボベッドを取り外し、12mm程度前方に移動した。サーボを180度回転することでロッドはそのまま使えそう。

17/07/15:上面補強

 カーボンで補強。5052をカーボンに含ませPPシートで養生した状態。後手後手で重量がどんどん増えていく。

17/07/13:サーボベイ掘削

 サーボの穴を掘ってみたが力を加えると上面に皺がよる。最悪万歳しそうなので上面も補強することにしたが、表面は薄いクロスとUDテープなのでよく考えれば当然のことだった。

17/07/13:主翼下面の補強

 スパーを断ち切ってしまうので下面のみカーボンで補強した。

17/07/08:ペグ

 先回作っておいたペグを補強してそれらしく削ってみる。重量1.4g。コアをほじって差し込む予定。

17/07/08:エルロン部の切り離し

 中央部補強後、エルロン部をナイフでカットした。この状態で63.3g。

17/07/05:主翼留め駒

 現用の1200mmと同じ桧材を使用した。

17/07/02:バギング結果

 クロスは25g/m2を使用。エルロン部分は2重にした。翼端はカーボンクロス。スパーはUDテープを使用。

17/06/25:前縁にクロスを貼る

 クロスはバイアスにカットし、貼付は3M467MPを使用したが貼付は慣れないと仲々難しい。

17/06/22:翼端の接合

 接合は、3Mプラスチック用を使用。後縁部分が熱で溶けてしまった部分がある。構わず先に進める。

17/06/19:コアの切り出し

 写真は、切り出した後、前縁と後縁を5mmずつカットした状態。今回は、下面からカットしてみた。