ハンドランチ 1200mm(3)の製作

1200mmの主翼をエルロンに改造した機体はそれなりの性能を示すとは云えあくまでもそれなりで、今回は胴体から一新してみたい。出来るだけ抵抗の少ない機体にしたいと思う。主な仕様は下記のとおり。

主翼:翼幅1200mm、エルロン方式、翼型AG45、46、47

尾翼:水平尾翼翼型HT22、垂直尾翼翼型HT23

胴体:Clair製競技用ブーム使用

少しずつ合間を見て作業は進めているものの寒さなどが手伝って仲々すすまない。(18/01/27)

受信器を交換してやっと試験飛行が出来た。飛ばした印象は1200-2に較べて真っ直ぐ飛ぶと云った感じ。ただ、獲得高度や滞空時間はあまり変わらない。少しずつ調整して行こうと思う。(18/05/12)

 

 

 

18/05/26:サーボ積換え

 瞬間で接着していたサーボベッドがポッドから剥がれた。ZAPGOOで貼り直す。ついでにサーボの耳も切り取り前側に詰めて取り付ける。

18/05/06:受信器取替

 受信器を交換。問題なく作動する。どうして壊れたのか理由は良く分からない。

18/05/05:取りあえず完成

 電池無しで140g。電池1S330mAhとバランス用重りを入れて150gとなった。飛行場に持ち込み調整しようとしたが、ウンともスンとも云わない。受信器の故障らしい。試験飛行は次回までお預け。

18/05/04:塗装

 グラスの蓋はタミヤカラーのオレンジ、その他の部分は黒を塗る。

18/05/02:エルロン用ロッドエンド

 外径1.2、内径0.8の真鍮パイプにφ0.8のステンレス線を半田付けした。カーボンロッドをパイプに通し、瞬間で接着する。接着剤が廻るようにパイプの中央部に糸鋸で切れ目を入れてある。

18/05/02:ペグの加工

 前に作っておいたものを整形する。持った感じ指に当たる部分が薄いので1mmベニアをエポキシで貼り付けた。

18/05/01:サーボ・受信器などの積み込み

 サーボはEMAX9051、受信器はDS4を使用した。何とか納まったが、余裕はない。

18/04/29:ロッドエンド

 ロッドはφ0.8のカーボンロッド。外径1.2、内径0.8の真鍮パイプの先端を平にし、φ1.0のピアノ線を半田付けしたもの。

18/04/25:垂直尾翼の取付

 水平尾翼と直交するよう取り付ける。また、機軸と垂直尾翼の取り付け角が微妙なので、取付治具を作ってみた。ブームの軸とは直交するよう取り付ける必要があったが、そこまで気が回らず少し傾いてしまった。

18/04/22:水平尾翼の取付

 主翼と水平尾翼が水平になるようセット。部屋が狭いので定盤を移動させるなど結構面倒な作業。

18/04/18:水平尾翼台

 バルサ製。

18/04/18:ポッド蓋留め

 ポッドに蓋を出来るだけ段差がないようにマスキングテープで留め、ラップを掛けて薄手のクロスにエポキシを塗布して固化させる。ポッドの型が出来た時点で作っておけば良かった。

18/04/15:水平尾翼

 25g/m2のグラスクロスを使用した。スパーは、20mm幅のUDテープを半分にしたもの。重量4.70g。

18/04/14:サーボベッド

 0.2mmのカーボンキュアシートとφ2のカーボンパイプを組み合わせたもの。

18/04/14:ポッド接着

 ブームとポッドを30分エポキシで接着する。翼台の赤い線は翼台をブームに接着した際、瞬間が染みて取れなくなったため無理矢理外したときの傷跡・・・

18/04/04:パイロンセット

 パイロンは、ブームを突き通してある。飛び出た部分は糸鋸でカットした。

18/03/28:パイロン台

 ブームの中に接着してパイロン下部を定着させる。材料は1mmシナベニアを二枚重ねたもの。手前は接着する際の道具。30分エポキシを使ったが定位置に接着するのが仲々骨だった。

18/03/28:翼台

 バルサ製。cncフライス盤で削る。長さが足りないので余り切れをタイトボンドでつないである。

18/03/24:主翼接合部補強

 スプレッドカーボン-61を使用する。3Mの貼って剥がせるテープを貼り、テープ上でカットしエポキシ処理をするとばらけないですんだ。たまたま上手くいったのかもしれないが。

18/03/24:ペグの原形

 0.25mmのカーボンを4枚重ねたので1mm程度になるはずだが、実際は0.8mmとなった。十分に硬いのでこのまま使おうと思う。これから二つは取れると思う。

18/03/21:ペグ製作中

 カーボンクロス3Kを使用する。1枚約0.25mmなので厚みが1mm程度になるよう重ねて5052で接着する。型は0.4mmのアルミ板に透明の幅広テープを貼ったものを使う。指先が接着剤だらけとなる。

18/03/17:主翼留め駒

 主翼接合は30minエポキシを使用。駒は10×10桧角材。
 接合は上手くいったが、翼面から飛び出した駒の処理に手間取る。翼型に合わせた駒を用意し、主翼補強後に留め穴を開けるのが良さそう。

18/03/17:主翼留め駒切り欠き

 右主翼のバギングも小失敗の連続。スパーに使用するUDテープの接着が鬼門。
 主翼接合部の切断角を間違えてしまう。慌ててわさび糊でつなぐ。切り欠きは主翼留め駒の入る部分。

18/03/14:左主翼のバギング

 今回は、グラスを30g/m2に替えてみる。エポキシは5052。手順をすっかり忘れて戸惑うことが多い。スパーは20mm幅のUDテープを使うがこれが難物。用意したものが1本丸まってしまって使えなくなるし、接着剤も足らなくなってしまった。写真は裏面のグラスが浮いている部分。相対的には1200-2の主翼よりも剛性が高くなっている。

18/03/14:胴枠切り直し

 CNCフライスが何とか動くようになったのでテストを兼ねて切り直してみた。
 主翼が完成していないのでブームはまだ固定できない。

18/03/04:ブームとポッドの仮組み

 ポッドは当初より硬くなり剛性が上がったように感じる。

18/03/04:胴枠

 ブームをポッドに固定する胴枠。上がブームの先端、下が主翼前縁の位置になる。CNCフライスが不調のため手作業となった。材料は1mmのシナベニア。

18/02/24:アルミパイロンにタップを立てる

 パイロンは出来ればカーボンパイプを使いたいのだが適当な材料がないため、外径4mm内径2mmのアルミパイプを使用する。内径を2.5mmまで広げてタップを立てる。

18/02/24:パイロン穴開け治具

 ブームはテーパー状なので軸線に垂直に孔開けをするため治具を作って見た。材料は1mmベニア。

18/02/18:バギング完了

 型をアセトンで溶かして取り除き、ざっとサンディングした状態。重量は11.4g。残念ながら捻れには耐えられそうもない。補強が必要。

18/02/17:バギング後5時間の状態

 ハッチ部を切り取るため約5時間で一時袋から取り出し、ハッチ部分に切り込みを入れ、またバギングを続行。

18/02/17:バギング中

 バギング袋は、百均で買ったA3縦型のチャックつき袋を使用。皺は思ったより出ていない。

18/02/17:バギング用意

 エポキシ5052をクロスを貼った型に満遍なく塗りつける。グレートプレーンの使い捨てエポキシ筆を使用した。
 剥離材は、ポリエチレンゴミ袋から切り出し、上下から挟み込む。この上から空気抜き用としてクッキングペーパーで挟みバギング袋に入れる。

18/02/17:ポッドバギング

 ポッド型に薄手のサランラップを3M55で貼り付ける。クロスは200g/m2を使用。これを3M77で貼り付ける。上下2枚使用した。
 クロスを貼り付けるのに3M77を使用したのは失敗だった。型を取り除くときにサランラップがクロスに密着して取り除きにくい。

18/02/07:花屋フィルムの裏(処理済み)

 見分け方としてスポイトなどで水を一滴落としてみて下の写真のように丸まる方が表(未処理)で、左の写真のように広がる場合が裏(処理済み)のようだ。

18/02/07:花屋フィルムの表(未処理)

 バギングの時、剥離材として花屋フィルムは必須。このフィルムには裏表があって間違えると剥離材の用をなさない。クロスに接着してしまう。使っているフィルムは、裏側が処理してあるらしく、巻きから切り離したときにマジックなどで裏表が分かるように「印」を付けて置く必要がある。
 切れ端などを取っておくと印がないとどちらが表か分からなくなってしまう。

18/01/20:翼端部の整形

 左右のブロックを重ねて熱線でカットし、サンドペーパーで整形する。

18/01/20:早速失敗

 半自動でカット中途中で動きが渋い部分があり、深掘れができてた。これは翼下面。翼上面でも今度は荷重留めを外すのを忘れて同じようね深掘れができてしまった。前縁に近い部分なのでカットし直すのが良いのだが軽量パテで誤魔化すことにした。

18/01/08:主翼用ブロックの切り出し

 手前が中央部、奥側が翼端部。前縁後縁共に5mmの余裕を見ている。翼幅方向は余裕0mm。

18/01/03:サンディング後の尾翼

 左右を3Mわさび糊を使って接合した後、下のブロックを使ってサンディング。

 水平尾翼1.6g、垂直尾翼2.7gとなった。

18/01/03:前縁サンディング用ブロック

 余ったブルーフォームをカットし、#80のサンドペーパーを貼った。

 出処は、Mark Drela's SuperGee DLGのAccurate tip sanding。

18/01/03:尾翼のカット

 念のため2セット用意した。同じようにカットしたにも係わらず高さが微妙に異なる。白い部分は高さ調整のために紙を貼った部分。

17/10/29:新ポッドの型サンディング

 下のブロックを#80で胴枠?に注意しながら削る。仕上げは3Mのスポンジサンドで整える。

 これからどうするか考え中・・・

17/10/29:新ポッドの型

 最初はCNCで切削しようと思ったが時間が掛かりすぎるため手動でやることにした。材料は主材がブルーフォーム、胴枠?に当たる部分をスチレンシートを使用。後端部のみ1mmベニアとした。cncで切削し、3Mのわさび糊で組立た。