ハンドランチ1500-1のモグラ化

 最近、周りでハンドランチのモグラ化の話題が多くなり、これににつられて自分も試してみようと思った次第。対象は、1500mmの1号機で、サーボもロッドも外して完全にお蔵入り状態だった。肝心のモーターと電池は「F5Kパワーユニット」を使用する積もり。

 元々1500mmの1号機は、全備223gあり、これをモグラ化するとモーター、プロペラ関係、アンプに電池の分が加算されるので50〜60gは重くなると思われる。ハンドランチの時よりも大きい電池を積むため、エルロンサーボは主翼に移動する必要があるし、電池が大きいため尾翼ロッドが邪魔でロッドの付け替え作業などが必要。また、ポッドハッチが行方不明のため新規に作る必要がある。(21/06/29)

引退していた1500-1号機

使用する「F5Kパワーユニット」

 当初考えていたほど簡単ではなかったが、飛ばせる状態にはなった。2S220mAhの電池を使用して重心を合わせると全備250.4gとなった。垂直尾翼に約8gの錘が必要だった。

 今朝、飛ばして見たが問題なく上昇してくれた。ただ、2S220mAhでは容量不足かな〜。これを450mAhにしても追加錘が2g程度なので次回は450mAhで試してみようと思う。

 最初からモグラとして作ればもっと軽く出来るとおもう。ただ、スロットルを押すと上昇して行くのは何となく味気ない気がしないでもない。(21/07/18)

取りあえず飛ばせる状態になった

 今日は電池を450mAhに変更して飛ばして見る。垂直尾翼に約10gの錘を載せ全備重量280gとなった。上昇の度合いは450mAhの方が良いと思う。モーターカウルが付いていないのでハンドキャッチに失敗するとモーターに砂が入ってジャミングを起こすのが問題。本機はブームが構造上主翼下面まで到達しているため電池を現在の位置より下げることが出来ないためこれ以上軽くするのは難しい。(21/07/24) 

 

 今日は機首にモーターカウルを付けて飛ばしてきた。地面に着地しても砂粒が入ることは殆どない。電池も4、5回は十分に持ち、アンプのブレーキも確実に効いていることが確認できた。しかし、大きな砂粒は入らなくとも着地することで細かい砂が少量入ってくることは避けられないようだ。これを防ぐには出来るだけ水平に着地させるために垂直尾翼の下側をある程度カットしたら良いと思う。最大の問題は、全備重量が280gもあり、滑空性能がハンドランチの場合よりあきらかに良くないこと。これを改善するにはモグラ用の新しい胴体を作って軽くするしかないのかも・・・。(21/08/01)

 

 これまではプロポの飛行機タイプで飛ばしてきたが、今回は受信器を6chに替えてグライダータイプで飛ばしてみた。ハンドランチと同じようにフライトモードが使えるので選択の幅が広がる。クルーズモードでエルロンをこれまでよりも少し下げて飛ばしたが、良い感触だった。今後、少しずつ調整して行こうと思う。垂直尾翼を1/4程度カットしたが、目立った影響は出ていない、と思う。(21/08/11)

21/08/08:垂直尾翼のカット

 着地した時に水平尾翼が地面に当たらない程度にカットした。

21/08/08:スピナを外す

 プロペラハブとモータの軸の供回りが直らない。スピナを諦めてM5のナットで取り付けた。ブレード取付ピンは外れないようにテープで留めた。

21/07/31:モータカウル取付

 カウルを取り付けた状態。 垂直尾翼が下側に飛び出ているので、カウルがあっても着地の際砂のような異物がカウル内に入ってくる可能性は大きい。影響のない範囲で垂直尾翼をカットしてみようと思う。

21/07/31:プロペラの回り止め

 何度やってもモーターとプロペラが供回りしてしまう。結局モーター側にワッシャを接着し、ポリネットシートで作ったワッシャを挟むことで何とか止まった。モーターを押さえながらプロペラを留めるのではカウルの取付が面倒。

21/07/31:使用したアンプ

 キットにもアンプは付いてくるのだがブレーキが効かない。昔々使ったアンプが出てきたのでこれを使うことにした。探したら設定用プログラムカードまで出てきた。

21/07/25:モーターカウルの再製作

 とうとう現物合わせで作ることになった。厚みだけは計算して機首に貼付サンディングし、下駄を履かせて型にする。

21/07/24:ポッドの状態

 サーボは尾翼用。アンプは手持ちの10Aを使用。電線類を短くカットすれば5g以上は軽くなるのだが・・・

21/07/22:モーターカウルの成形

 ブルーフォームの上下を1mmベニアで挟んでモーターカウルの型を作り、バキュームを掛ける。成形は上手く行ったが採寸ミスで残念ながら使えない。

21/07/17:サーボのセット

 サーボをポリイミドテープで巻きSUで接着。カバーは0.2mmの塩ビ板。これもポリイミドテープで固定。

21/07/13:ペグの撤去

 ペグはしっかり接着してあるので取り外しに結構面倒だった。取り外した跡をブルーフォームで埋めサンディングしてカーボンで覆った。

21/07/08:サーボベイの掘削

 エルロンサーボは主翼に移すことにしたのでサーボを納める穴を掘った。主翼裏面を水平に固定して、フライスで処理した。深さは8.5mm。

21/07/07:サーボ耳の製作

 使える手持ちのサーボはX08Nで耳なしタイプ。仕方がないので1mmFRPで枠を作り、エポキシで接着。これは尾翼用。

 

21/07/06:モーターの仮組み

 モーターを取り付けて重心を計って見る。完全な前重状態。軽い電池を使う必要がありそう。

21/07/04:ポッドハッチの製作

 今更型を起こして製作するのは面倒なのでポッド底面側を型として200g/m2グラスで製作。エポキシが完全に固まりきらない内に本来のハッチ側に移動してくっつく包帯で軽く巻いて1日放置した。

21/06/29:モーターマウントの製作

 キットのモーターは台座に取り付けたものをポッド先端に接着する仕様となっているため、新たに1mmFRPでモーターマウントを作った。