零戦21型(S=1/12)の計画と製作

Nさんの零戦をみて自分も飛ばして見たいと思ったが、飛行速度がかなり速く自分にはとても飛ばすことが出来ないと想像できる。では軽い機体にすれば良いのではと計画を始めた。
 今回は縮尺を12分の1とし、主翼はスチレンブロックから熱線を使用して切り出すことにした。胴体はバルサを主体にしたストリンガー構造としたい。(24/06/30)

零戦21型(S=1/12)の諸元
種別 スポーツスケール
全幅 100cm
主翼面積 15.6dm2
重量 438g

 

 

 飛ばせる状態になったので試験飛行を実行。

  久し振りのプロペラ機だったので場周飛行をさせて即着陸させたが、やはりやや後重の感じがする。まだまだ調整が必要(25/08/16)。

 スピナを取り付けて調整錘を追加して、全備重量438g。翼面荷重は28.1g/dm2となった。トリムを取り直し場周飛行をさせるが安定して飛んでいる。翼端失速などの兆候は見られない(25/09/14)。

 

25/08/25:スピナの取付

 例の如くブルーフォームで型を作り加熱整形する。使用した塩ビは0.3mm。

 

25/08/14:取りあえず完成

 プロペラはGWSHD-9050x3を使用。
 調整錘を含んで全備420gとなった。

25/08/10:バランス用錘

 電池をモーターマウント内に押し込んでもバランスが取れないので10gの錘を3個とりつけてみた。これで平均翼弦の30%付近となった。

25/08/10:作業再開(2)

 電池の出し入れは操縦席からを想定していたが組み上げて重心を計って見るとかなり後重となることが判りガンカバーの部分を切り取ることにした。

25/08/10:作業再開

 半年以上も放置状態だったがこのままだと廃棄することになるので兎に角形にしようと思う。
 被覆は塗装もできるというポリエステルフィルム-12を使用した。
 モーターはZ2205-38、電池は2S1300mAhを使用した。塗装はタミヤのAS-2を使用。

24/12/27:カウルとキャノピー

 カウルは50g/m2のグラスを2枚重ね。貼付にはz-poxyを使用。
 キャノピーは0.4mmの塩ビを使用した。

24/12/15:キャノピ-型

 キャノピーは型を作って塩ビ板をバキュームして仕上げる積もり。30mmブルーフォームを2枚重ねて台形にカットし側面に0.3mmのアルミ板を貼り側面形をカットするつもり。
 実際には仲々上手く行かずかなりの修正が必要だった。

24/12/14:エンジンカウル

 30mm厚のブルーフォームを3枚重ねてドリルレースした状態。

24/12/05:胴体最後部コーン

 ブルーフォームで型を作り、グラスを貼って仕上げた。

24/11/10:胴体部の外観

 尾翼を胴体に取り付けた状態。

24/11/02:水平尾翼

 最初はスチレンブロックから熱線で切り出したが後縁が薄すぎて使えなかったので3mmのスチレンシートを重ねて作ってみた。

24/11/08:胴体フィレット

 この部分も1×3mmのバルサシートをストリッププランキングで覆った。

24/11/02:胴体前部の状況

 最前部の胴枠は1mmベニア。プランクは1mmバルサシート。機銃カバー部は1×3mmのバルサシートをストリッププランキングで覆った。

24/10/31:モーター台

 前面は3mmのライトプライ。側面は1mmのベニア。

24/10/31:胴体製作状況

 胴枠は2mmのバルサ材からレーザーカッターで切り抜き、ストリンガーは3×2、中心に9×9のアルミ棒を通してある。操縦席部分までは1mmバルサをプランクする予定。

24/10/21:主翼製作状況

 50mmのスチレンブロックから熱線で切り出し、エルロンサーボベイ、主脚支持ブロックの埋込が終わったところ。
 翼端にかけて2度の捻り下げを付けた。