after Camino 1 
 8月21日から 8月24日まで

8月21日 LUARCA
8月23日 SANTIAGO de COMPOSTELA
8月24日 JACA

巡礼が終わったあと、サンティアゴ・デ・コンポステーラから、
一泊旅行に行くことにした。

バスのターミナルで、適当な場所をみつけてもらい、いったい
どんなところかもわからずに出発した。

着いたのは、アストリア地方の海辺の街、ルアルカであった。
ここではおりしもお祭りのまっただ中。
賑やかな街の様子とはうらはらに、宿が見つからずに困ったことに
なったが、藁をもすがる思い、お祭りの交通規制をする婦人警官に

個人の家を紹介してもらうことができた。

宿の窓から
ハーバー沿いにたくさんのレストランが
ハマ貝と地元のリンゴ酒(フレッシュなので野性的))
高台にのぼって・・・
バルでは次から次へと歌と踊りが・・・とても上手だ。
地元の若者たちはりんご酒でかなり出来上がっていた。
そして私達にふるまってくれた。

私はこの夜胃腸の調子が悪く部屋で早めに寝ることにした。
実際は遅くまで友人達に絵葉書を書いたり、たまった日記を書いて過ごした。
すると家主の女性が部屋をノックして、なぜ出かけないのかと聞いてきたの
『お腹の調子が悪い』と言うと、再びノックしてきた。おばさんは、カモミー
ルティーをなみなみとティーカップにそそいできてくれたのであった。まるで
ピーターラビットになった気分だった。

この日は日本から予約していたパラド−ルに泊まった。

サンティアゴから昼夜、夜行も乗り継いで、サラゴサに着た。
私はどうしても、カミーノ・デ・フランシスのもう一つの出発点
アラゴンルートを少しでも味わってみたかった。
サラゴサから乗
り換え、ローカルな列車に乗り換え、ハカに向かった。車窓の風
景は想像を絶するような奇観の連続であった。

ハカの街:小さな朝市が開かれていた
バルで山積みの料理。ザリガニも試したが、身が少なかった
ハカを目指した一番の目的地はここ、岩を背負ったような教会。写 真を見た時から、ここにどうしても行ってみたかったのだ。
サン・ファン・デ・ラ・ペーニャ教会。(ペーニャとは、岩の意)
ここまで連れてきてくれたタクシーのおじさん
ここはハカのアルベルゲ。広々して開放的で清潔で、
気持ちの良いアルベルゲであった。私達以外はまだ
歩き始めたばかり。これからサンテティアゴを目指
すのだ。
ハカの街はみどころがいっぱい。バルもたくさんあり、料理の量 も種類も豊富だ。
夕暮れのハカの街。これも空の道に見えた
まるでアメリカの景色のようでもあるが、こんなに緑がある。