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■■■  骨格(2つの場合)1 ■■■

骨格の配下に、骨格を入れた場合、についてです。

骨格の選択の仕方は同じ。
ただし、骨格を配下に入れた場合は、骨格と骨格を結ぶ線が表示されます。(*)

(*補足)
骨格のプロパティに「移動可能」というチェックボックスがあります。
新しく骨格を作成した場合、「移動可能」はOFFになっています。(つまり、移動不可能)
この状態のときは、骨格間に線が表示されます。

「移動可能」をONにすると、骨格を結ぶ線は消え、
また、その場合の動作は、「骨格(1つの場合)」で説明した
骨格と図形の関係と同じになります。
なので、「移動可能」に関しての説明は省きます。


見た目には、どっちがどっちの配下になっているか分かりませんが
右の骨格が、左の骨格の配下に入っています。

左の骨格、つまり、上位の骨格を動かせば
その配下の骨格も一緒に動きます。
つまり「骨格(1つの場合)」と同じです。

右の骨格、つまり下位の骨格のほうはというと、
「オブジェクト編集画面」では「骨格(1つの場合)」と同じで
自由に動かせます。

が、「アニメーション編集画面」では「移動不可能」が効いてきます。

「アニメーション編集画面」で右の骨格を動かそうとすると

上位の骨格(左の骨格)が回転しますが
下位の骨格は上位の骨格に固定されていて、自由に動かすことはできません。
(位置は不自由ですが、回転は自由です。)

・・・と、骨格自体の動きはこんな感じです。
(分かりにくい説明ですが、実際に動かしてみると直感的に分かると思います)

で、骨格の配下に図形がある場合は
「骨格(1つの場合)」で述べたような、骨格に追従する動きをします。


・・・・・・といっても分かりにくいと思うので、1つ例を。

動くものというと、やはり人間が身近で分かりやすいかなーということで

こんなん。人間です

いきなり全身動かすのは何なので

とりあえず、腕だけ


緑色の骨格の配下に青い骨格、
更にその青い骨格の配下に腕(下図の赤い部分)があります

骨格(緑)>骨格(青)>球&直方体(赤)  という感じ。

「球&直方体(赤)」は「骨格(青)」の配下にあるので、
「骨格(青)」の動きに追従します。

「骨格(青)」は「骨格(緑)」の配下にあり、移動不可能、
「骨格(緑)」に対して回転しかできません

つまり、(骨格(緑)を人間に対して動かさなければ)
腕が体から離れて変なところに飛んでいく事は無いわけです。

で、結果こんな感じ。

「骨格」という名前ですが、骨格間を結ぶ線が骨格で、骨格は関節
と思ったほうが、イメージに合っているかも。

あと、補足ですが、上の例で
球&立方体(赤)を青い骨格の配下ではなくて、直接緑の骨格の配下においても
同様の結果になります。
というか、この先骨格を3個4個と増やしていく事を考えると
緑の骨格の配下に置く方が都合がよいです。
何故かは・・・今の時点では実際にやってみるとわかると思いますとだけ書いておきます。

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