治療上の注意
食事でのケア●バランスのよい食事をとりましょう。緑黄色野菜もきちんととって!
●食事は1日3回、量は3(朝):2(昼):1(夜)の割合で。夜9時以降の食事はさけましょう。
●中性脂肪をつくる食品はニキビのもと。(炭水化物や糖分も体内で脂肪に変わります。)
●便秘にならないように、繊維の多い野菜を食べたり、毎朝冷たい水を飲んで、お通じをよくしましょう。
●無理なダイエットはホルモンのバランスをくずします。
心と体のケア
●心のもち方は、ニキビに影響します。クヨクヨしないで、明るく、前向きな姿勢で。
●ストレスはホルモンのバランスをくずしてニキビを悪化させます。ストレスをためないように。
●夜ふかし、寝不足はニキビの大敵。睡眠は十分に。
●ニキビのひどいときは激しいスポーツをさけて、夏や温度の高いときは皮脂と汗が混じってニキビを悪化させる原因になります。汗をかいたら、必ず洗顔を。
●ヘアスタイルに気をつけて、前髪で額を隠したり、ほほや顎に毛先がかかると肌を刺激してにきびを悪化させます。頬づえをつくくせも無くしましょう。
スキンケア
●正しい洗顔を1日2回以上必ずすること。
●市販されているニキビ用化粧品を使うときは、説明書をよく読むこと。はじめは部分的に使用してください。
●ニキビを手や指でさわったり、つぶしたり、こすったりしないこと。赤いあとや色素沈着が残ります。
●マッサージなどでニキビを刺激しないこと。
●日やけにご用心!日やけすると皮膚の角化が高まってニキビを悪化させます。帽子や日傘を忘れないで!
UVケアのクリームを顔に使う場合は、SPF15~20のものを。
皮膚科へ行くタイミング
皮膚科へ行くタイミングは、症状をみて判断すればよいのですが、目安としては、顔全体に5~10個のニキビができて2週間以上消えない場合は、皮膚科へ。
20代になってからのニキピを放っておくとニキビあとが残ったり、人によっては、生き方まで消極的になってしまいます。ニキビは、コンディションや年齢によって再発することもあります。